どうも、東京・港区にあります入試国語専科 飯田塾の飯田です。
飯田塾は、国語に苦しむ中学受験生を救うべく、日々「中学受験国語とは何か」を考え続けている塾です。
どうしたら文章を正しく読めるようになるのか。
どうしたら問題を速く、そして正確に解けるようになるのか。
どうしたら得点を安定して取れるようになるのか。
常に子ども目線で考え、伝えることを大切にしています。
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私事になりますが、先日、現在施設で生活している89歳の父に面会に行ってきました。
父は物忘れも進み、介護度4との診断を受けています。
その面会の際、介護の方から
「お父さまが、自力でローマ字でサインをされましたよ」
と聞き、家族みんなで驚いてしまいました。
そういえば、父は昔からクレジットカードのサインなども、流れるようにローマ字で書いていたな、と思い出しました。
人間、繰り返し繰り返しやってきたことは、どんなに年を重ねても体が覚えているものなのかもしれません。
この出来事をきっかけに、大学時代に学んだ仏教学の授業をふと思い出しました。
今日は、そのお話を少しさせてください。
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小学校3・4年生の子に、
「お父さんとお母さんの名前をフルネームで言える?」
と聞けば、ほとんどの子が答えられるでしょう。
では、
「おじいちゃん、おばあちゃん4人の名前をフルネームで言える?」
と聞くと、少し難しくなります。
さらに、ひいおじいちゃん、ひいおばあちゃんとなると、ほとんどの子が答えられなくなります。
ですが、ひいおじいちゃん・ひいおばあちゃんの代まで遡ると、8人いらっしゃるのは間違いありません。
この調子で10代遡ると、ご先祖様は何人になると思いますか。
1024人です。
さらに500年前、20代前まで遡ると、100万人を超えると言われています。
ここで何が言いたいかというと、
その100万人の中の誰か一人でも欠けていたら、今の自分は存在し得なかったということです。
目には見えないけれど、気の遠くなるほど多くの存在があって、今の自分がある。
だからこそ、ご先祖様は大切にしなければなりません。
お墓参りに行ったり、仏壇にお花を供えたりすることも、とても尊い行いだと思います。
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そんな「目に見えない存在への感謝」を表す言葉があります。
皆さんも、日常でよく使っている言葉です。
それは――
「おかげさま」。
この「かげ」とは、目に見えない存在、目立たない存在。
そうした多くの支えに思いを馳せて生まれた言葉が、「おかげさま」なのです。
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飯田塾は、まもなく開講18年目を迎えます。
目に見える多くの方に支えられてきたことは、言うまでもありません。
同時に、目には見えなかったり、目立たなかったりするけれど、
確かに飯田塾を支えてくれている存在が、必ずあると私は思っています。
そうした方々や、環境や、出来事すべてに感謝を込めて、
おかげさまで、ここまで続けてくることができました。
これからも精進してまいります。
本年も、飯田塾をどうぞよろしくお願い申し上げます。
少し遅くなりましたが、これを新年のご挨拶とさせていただきます。
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