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2024.06.13 ブログ

福沢諭吉に学ぶ~新紙幣発行を機に思ったこと

 どうも、東京港区三田にあります入試国語専科飯田塾の飯田です。

 飯田塾は、国語に苦しむ中学受験生を救うべく、日々、中学受験の国語について考え、子どもたちに、どうしたら、文章を正確に読めるようになるのか、問題を早く正確に解けるようになるのか、得点を安定して取れるようになるのかなどを子ども目線で考え伝えている塾です。

 さて、2024年7月より新しい紙幣が世の中に登場しますね。これは来年の中学受験においても重要なチェック事項でありますね。そこで少し気になったので、私が生まれた1970年代から今までの紙幣の肖像画の歴史について少しまとめてみました。念のために裏面についても調べてありますので、参考にしていただければ幸いです。
 
 こうして改めて調べてみると、高額紙幣の肖像画になっている聖徳太子と福沢諭吉の偉大さがよくわかるような気がします。中でも福沢諭吉は肖像画になったことでより日本人に認知されるようになり、日本人が尊敬する偉人の第一位はおそらく福沢諭吉になるのではないでしょうか。あの有名な「天は人の上に人をつくらず、人の下に人をはつくらず」という言葉は知らない人はいないと言っても過言ではないのではと思うほどです。



 しかし、この言葉には続きがあるということを知っている人はそんなにはいないのではないでしょうか。せっかくですから、ここで、その続きのお話をしましょう。実はこの一文正確には「天は、人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらず、と言へり」です。ポイントになるのは最後についている「言へり」ですね。「言ふ」+完了の意味の「り」ですから「言っていた」くらいの訳が適当ですかね。ということは、この言葉自体、僕(福沢諭吉)言ったわけではないということになります。そう別の誰かが言ったのです。実際この後どのように続くかというと簡略してご説明しますが

 「でもね、賢い人と愚かな人、貧しい人と富んだ人、身分の高い人と身分の低い人がいて、大きな差がついている」

こんな感じなんです

どうです。ちょっとニュアンス変わってきますよね。つまり、

「生まれながらにしてこのような差があるのだから、その不平等を埋めるために勉強して自分を磨くことが大事だ」と。

これが福沢諭吉の言葉の真の意味です。


 そうなんです。この世の中すべからく平等なんていうことはないんです。それぞれに違いがあるんだと僕は思っています。まずはその違いをあることを理解することが大切なんだと思います。それを理解できるようになるために義務教育があるんじゃないかなと思います。日本は憲法で誰しも教育を受ける権利を有しています。義務教育期間はなんとびっくりの9年間もあるんです。この期間に様々なことに好奇心を持ち、様々なことを知る喜びを感じていくこと、これが義務教育の持つべき本来の目的なのかも知らないと最近感じています。そうした中で学ぶ大切さを知り、知らないことの恐ろしさを感じていく。これこそが真に大事なことな気がします。

 

 飯田塾ではただただ点数だけを追い求める勉強ではなく、知的教養が身に付くような国語の指導を目指しています。そういう中で知ることの重要性経験することが大切さを学び取ってほしいと考えています。そのためにテキストも様々に工夫を凝らしています。そういう知的好奇心こそが、中学生、高校生、大学生と成長していくたびに大きな生きる力になるんだと僕は信じています。世の中に知らなくていいことなんてない。逆に知らなくて困る事はたくさんあります。だから知りたいところはとても大事なものなのです。その気持ちを社会に出るまでに培っていく必要があるのだと思っています。人生のスタートラインは、社会に出てからですから。



※おかげさまで、現在飯田塾(三田)は満席でございますので一時的に募集は停止しております
夏以降に再開するかもしれません。その際はブログにてお知らせいたします。
なお、新宿校はまだ余裕があります
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